講師紹介

  • 講師:佐藤 美智代

    講師 経歴

    キッズ学習とピアノ教室
    • 指導歴25年5000人以上(0歳さんから高校生まで担当しております。)
    • 発達障害児さんも担当しております。
    • 四大(教育心理学 初等音楽専攻)卒業後音大ピアノ科目履修
    • カワイライセンスグレード取得
    • 知育インストラクター取得
    • リトミック講師取得
    • 発達障害児支援士取得
    • 英検準1級取得
  • 講師の軌跡

    幼少期

    千葉で生まれ親戚を含め教員にかこまれた二人姉妹の長女として育つ。

    3歳の時にYAMAHA音楽教室に入り先生が「イッツスモールワールド」の曲を弾いてくれた時に私もこの曲を弾けるようになりたいと思ったのを記憶している。

    通い続けているうちに、幼稚園の先生に「音感がよい」と褒められ、幼稚園の県の演奏会の代表としてマリンバに選ばれる。

    お友達が遊んでいる中、毎日先生との練習はきついと感じていたが、実際に舞台の真ん中で演奏し、たくさんの人から拍手をもらった時には、とても嬉しかったことを今でも記憶している。

  • 小学校時代

    週1回ピアノ個人レッスン、週1回YAMAHAのグループレッスン、週1回合唱練習にそろばん、水泳、英会話と習い事が大好きな変わった子どもだった。

    妹と6歳離れているため、働いている母親のかわりに妹の宿題、ピアノの譜読みを手伝う。

    この頃田舎の学校に通っていたので、いつも伴奏者に選ばれ、子供の中で一番ピアノが上手なのは自分だと思い込んでいた。

    (今考えるとかなりの自意識過剰な子どもであった。(笑))そのような中、グループレッスンに自分より上手な女の子が入ってくる。

    親にその子と同じ先生に個人レッスンをつけてほしいと頼みこんでその先生にレッスンをお願いしたのを記憶する。(こちらの先生には大学入試のピアノ指導までみていただく。)

    また、この時の先生に音大の話を聞いて将来は音大に行きたいと思うようになる。 

  • 中学時代

    学校の授業と吹奏楽部に、ピアノと様々なことを両立することが難しかったが学校の成績は学年トップ、ピアノは合唱コンクールで伴奏を弾くという勉強もピアノも、負けまいと頑張っていた。

    しかし学校の成績が下がるのが嫌で、勉強時間を増やしていくうちに、だんだんピアノの練習をする時間が減ってきてしまい怒られる回数が増えてきてバッハの曲が嫌いになってくる。

  • 高校時代

    すぐ近所に住んでいた小学校教員をしていた叔父に勤務先でのストレスを私に向けて暴力を振るわれていたことから心理学にも興味を持ち始める。

    父親が亡くなったこともあり経済的な面を考慮し、音大は諦め、教育心理学部の方に進む。(かなりの挫折感だった。)

    しかし、この経験から、金銭的に裕福ではない子供達や、ストレスをかかえた子供にも、音楽の楽しさということを知ってもらいたく、専攻は初等音楽を選ぶ。

  • 大学時代

    心理学を大学で学んでいくうちに虐待をしてしまう心理や発達障害について学ぶ。

    ピアノはそのまま好きだったので、グレード試験をとり続け、軽音部でシンセサイザーを弾いたりして過ごす。

    また、高校時代にお世話になった担任の先生に結婚式でピアノを弾いて欲しいと言ってくださったのをきっかけに、ブライダルの仕事が楽しくなり、大学の休みの日に音楽事務所に所属し、結婚式のブライダル奏者として働く。

    大学を卒業し、一般企業で働くが全く興味をもてず、大手進学塾の講師、大検予備校兼フリースクールの英語講師に勤務する。

    フリースクールの仕事をしている時に発達障害を持つ生徒さんのお母さんとピアノの話になり、休みの日にピアノを教えて欲しいと頼まれる。

    その生徒さんと関わっていく中で生徒さんが勉強だけでなくピアノを弾くことにも自信を持ってくれ、再び学校に行きだしてくれたことに大きな喜びを感じる。

    勤務先の校長の許可をえて休みの日に幼い頃からの夢だった出張ピアノレッスンとカルチャーセンターでのピアノ講師を始める。

  • 子育て

    娘が幼稚園の年中になったころ、「幼稚園に行きたくない。」といいだし、こっそり幼稚園の様子を見に行く。

    多動の男の子やずっとひとつの作業をやめない男の子に先生が戸惑い、先生が怒鳴りっぱなしになっている事を知る。

    その時に通っていた幼児教室の先生から近所の小学校も同じような環境だと聞き、私立の小学校にいれようと決断する。

    また「女が子どもの世話をする。女は男の指示に従うべき」とする旦那や旦那の一族に疑問を抱き、男の人より活躍できるようになりたいとその頃思い始める。

    これらをきっかけに娘のお受験とピアノ教室を開始する。

  • ピアノ教室の開始後

    お受験にのめり込んでいるうちに、全ての子供がこれらの内容を学ぶことにより、娘の幼稚園でみた、話を聞けない、動きまわる、指示がいけないなどといった行動は軽減されるのではないかと痛感した。

    特にリトミックは聞く力、集中力を養うなど幼稚園や保育園で取り組むべきものだと確信する。

    娘が第一希望の小学校に合格したのちにリトミックの資格を取得し、現在は定型な子はもちろん、発達凸凹のあるお子さんも受け入れる1歳さんからのリトミック、知育、お受験指導、学習、ピアノと様々なニーズに答える教室と併用し、保育園と幼稚園のリトミック講師として定着している。

    知育やリトミックにおいては、ピアノだけでなく、ペーパーや教具も取り入れるため、『IQが上がり普通級に入れることになりました』や『私立の小学校を目指すことにしました』とのご報告をいただき、見事私立小学校に合格している子も増えてきている。

    いつも心がけていることは、どんなに好きな事でも、怒られてばかりいたら嫌いになってしまう。

    よって、大学で学んだ教育心理をいかし、子どもの良いところを探し、そこを伸ばしてあげることを心がけている。

    ADHDの子には、飽きないように同じ曲を練習する場合も、動物にみたてて、様々な鍵盤の場所で弾かせてみたり、アスペルガーや自閉症の子には、前もって花丸になりやすいように、『ドのスタッカートがはねて弾けたら花丸になるよ!』や電車が好きなアスペルガーの子にはリズムカードを駅名に当てはめてリズム打ちなどしていくうち。

    すると、あっという間に30分すぎていたなどと『子供が飽きずに楽しみながらできるレッスンでありがたい。』とお母様には好評をいただいている。

    また、自分の経験から、家庭の事情などで、今はできない事もあるかもしれないけれど、頑張り続けることで夢は叶うということを子供達に伝え続けている。